カマスの食べ方とさばき方!旬の季節や栄養は?

今回はカマスという魚についてご紹介していきます。

食用としても日本人の私たちには馴染みがある魚ですね。

実はカマスというのは、カマス科カマス属の魚の総称です。分類学上は20種類ほどいるとか。

中には成人男性と同じくらいの大きさまで成長する種類のカマスまでいるんです!

では、そんなカマスがどんな魚かを、詳しく見ていきましょう。

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カマスってどんな魚?


冒頭でも触れたとおり、カマスと一言で言っても、実際は”カマス”という個体ではなく、カマス科カマス属の魚の総称として呼ばれています。

そのうち食材として魚屋に並んでいるのは「アカカマス」と「ヤマトカマス」の2つが主になっています。

カマスの生息地は主に東北以南の太平洋、新潟以南の日本海、瀬戸内海、関東以南などで、漁獲量の多さは西日本を中心です。

攻撃的な性格を持ち、鋭い歯でイワシなどの魚を捕食しており、釣り人の間ではルアーに噛み付いて激しく揺らし、傷つける魚として知られています。

そして、カマスの仲間には体調180cm以上にもなるオオカマスという種類もいます。

バラクーダとよも呼ばれるオオカマスは、なんと人間を襲うこともあるそうですよ。


カマスという名前の由来は、昔は日常生活でよく使われていた叺(かます)という名の袋のように、口が大きく開くことから呼ばれたようです。

カマスの食べ方と旬の時期


カマスの食べ方

カマスの味はとても美味しく、刺し身はもちろん塩焼きなど素材を活かした食べ方でも十分なほどです。

その他の食べ方では干物、煮付け、から揚げ、味噌汁など日常生活に馴染み深いメニューに活用することができます。

また、開き干しにしたり、カマスの幼魚を茹でてから干した煮干しなど、加工品としても龍つしています。

カマスの旬の時期

カマスは一年を通して水揚げされる魚ですが、旬の季節は産卵時期に向けてエサをよく食べる春先と、脂が乗り始める秋~初冬となっています。

真冬になるとエサを食べる量が極端に少なくなり痩せてしまうので、食材としてはイマイチとされていなす。

ただしアカカマスに関しては、11月頃まで水揚げされている地域もあるようです。

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カマスのさばき方

カマスも他の魚と同様に、さばき方のコツは食べる前に鱗を丁寧に取り除くところから始めることです。

尻尾から頭の方向に向かって鱗取りを動かしますが、背びれが硬いので手を傷つけないように注意しながらおこないます。

鱗を取り終わったら、カマスの特徴でもある鋭い歯が並んだ口ばし(口の周り)を切り落とします。

口ばしの切り落としは省いても良いのですが、人間の皮膚もサッと切れてしまうほどの鋭さがあるので、調理中や食べる際のケガを予防するためにも手間をかけると良いでしょう。

塩焼きの場合の下処理はここまで、刺し身などに用いる場合は頭を落として3枚おろしに加工するさばき方で仕上げます。

わかりやすいさばき方の動画も見つかりましたので、合わせてご覧ください。



カマスの栄養・効能

カマスの栄養素で注目したいのはDHAとEPAです。

DHAとEPAは血中コレステロール値を下げる働きを持ち、血液の巡りをサラサラに保って動脈硬化を予防する効果があります。

動脈硬化は、のちのちの脳梗塞や心筋梗塞などの大病のきっかけとなる症状なので、魚の栄養パワーを借りて予防していきたいですよね。


その他にもカマスには、ビタミンDやビタミンB12も多く含まれています。

ビタミンDはカルシウムのサポート役として、カルシウムの吸収を高めたり、バランスを整えたりする効果が、ビタミン12は貧血を防ぐ効果があります。

まとめ

以上、今回はカマスの特長や食べ方、さばき方、栄養についてご紹介しました。

カマスというのはその種類の総称で、中には180cm以上にもなるカマスもいるっていうのは驚きですね。

完全に巨大魚のレベル!

しかも人を襲うってコワイ・・・


そして、やっぱり魚は体にいい食材ですね。

カマスも例外ではなく、特にDHAとEPAの効果は注目です。

カマスの栄養がメタボの私にはピッタリの食材かも!?

あっ、最後に私的な余談が入ってしまいました。スミマセン(笑)

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