つぶ貝の食べ方とさばき方!毒に注意って本当か?

貝類は調理に手間がかかるため、仕事の忙しさにかまけてついつい食べないでしまうことが多いかもしれません。

ですが、貝類は高い栄養価があり、肝臓などにもいいので積極的に食卓に乗せるようにしたいものです。

居酒屋やすし屋などの飲食店、鮮魚店で目にすることの多い貝類の1つにつぶ貝がありますよね。

あのコリコリとした食感が好きと言う人も多いのではないでしょうか?

でも、つぶ貝には毒があるって話も聞いたことがあります。

回転ずしに行くたびに、つぶ貝を食べている私・・・。さすがに食用として出されているのだから大丈夫だとは思うものの、ちょっと不安。

ということで、今回はつぶ貝について、毒があるって話の真偽と、特徴・食べ方・さばき方を中心にご紹介していきます。

Sponsored Links

つぶ貝の特徴とおすすめの食べ方

つぶ貝は仲間の総称


つぶ貝は、エゾバイ科エゾボラ属という種類の巻貝の総称です。

つまり、一定の種類に属している仲間の貝類の呼び名なんです。

つぶ貝という名の貝がいるわけではないんですね。知りませんでした・・・。

「エゾボラ」をはじめとして、「エゾボラモドキ」や「ウネエゾボラ」「ウスムラサキエゾボラ」などがつぶ貝と呼ばれる貝の仲間たちです。

マツブとも呼ばれるエゾボラは、寒い地域の海に生息しており、日本国内では本州北部から北海道で獲られています。

最も多く水揚げされているのが北海道で7月下旬から4月の夏から春の季節が旬と言われています。

つぶ貝のおすすめの食べ方


つぶ貝は食感がコリコリとしていて食べごたえあるので、何と言ってもお刺身やお寿司としての食べ方が最適と言えるでしょう。

また、炉端焼きのように、つぶ貝の身を串に刺して炭火などで焼くのも美味しい食べ方です。

他にも、洋風にワインと合わせて楽しみたいのであれば、ガーリックオイル焼きなどの食べ方もありますので、簡単に紹介しますね。

【つぶ貝のガーリック焼きの作り方】
  • まずはつぶ貝をワインで蒸して中身を取り出し、唾液腺(あぶら)を取り除きます。
     →唾液腺/あぶらについては後ほど説明します
  • フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて熱します。
  • そこにつぶ貝を加え、塩コショウで味付けします。
以上で完成です。

簡単ですので、ぜひお試し下さい。

Sponsored Links


つぶ貝には毒がある?それって本当?

つぶ貝には毒があるから注意しろ、という話は本当です。

とは言え、飲食店で出されたり、鮮魚店で売られているつぶ貝はきちんと処理がされているため、中毒などの心配はまったくありません

つぶ貝の毒は「テトラミン」と呼ばれるもので、「あぶら」ともよばれているつぶ貝の唾液腺の部分に含まれています。

ですからこの唾液腺(あぶら)をしっかりと取り除いておけば中毒を起こす心配はありません

つまり、つぶ貝には毒を持つ部位があるものの、唾液腺(あぶら)が処理済みのつぶ貝なら心配はいらないということですね。

ちなみにテトラミンという毒の症状はめまいや視力の低下などで、概して酔っ払った時のような状態に見舞われます。

通常は数時間で回復し、重篤には至りませんが肝臓や腎臓に疾患のある人は注意した方が無難です。

つぶ貝のさばき方


続いて、つぶ貝のさばき方をご紹介します。

先ほど説明した通り、つぶ貝には毒があるので、貝を買ってきて自宅で食べる場合のさばき方としては、唾液腺(あぶら)を取り除く作業を怠ってはいけません

そして、当たり前のことですがつぶ貝は新鮮なものを選びます。

貝類は死んだものだと毒性が強くなるので注意が必要です。

つぶ貝のさばき方は、貝殻を使わないのであれば、紙や袋に包んでから、ハンマーで割ってしまうのがいちばん早いでしょう。

貝殻を活用したいというのであればキリで貝殻の中央辺りに穴を開け、身を引っ張り出します。

殻が硬い場合にはキリをハンマーで打ち込むとうまくいきます。

取り出した身は貝蓋の部分を下にして中央から包丁を入れます。

一見脂肪のように見えるスポンジ状の物質が唾液腺なので、これをていねいに取り除くだけです。

包丁で切り取ろうとしてもうまくいかないので、手袋をして手で引き抜くのがおすすめです。

唾液腺を取ったらお塩をつけてスポンジの固い部分などでごしごし洗うときれいになります。


さばき方の動画も見つかったので合わせて参考にしてくださいね。





刺身として食べるのであれば、包丁を小刻みに動かしながら切る「小波切り」に挑戦してみたいところです。

最初のうちはさばき方が難しいかもしれませんが、慣れてくると案外簡単にできることに気付くでしょう。

そして、上手にさばくためには、刺身包丁はをよく研いでおくことをお忘れなく!

まとめ

今回はつぶ貝についてお伝えしました。

あのコリコリとした食感と、磯の風味が好きと言う人も多いはず。

私も回転ずしでは必ずつぶ貝の握りを注文します。

刺身、お寿司として食べることが多いですが、焼いたり洋風のメニューの具材として使うといった食べ方でも美味しくいただけることもわかってもらえたと思います。

唾液腺/あぶらの毒さえ気を付ければ、意外とさばくのが簡単なのもつぶ貝の魅力の1つかもません。

今後、飲食店や鮮魚店でつぶ貝を見かけたら、ぜひ食べてみて下さい。そして、今回紹介した話を思い出してください(笑)

Sponsored Links
関連記事/Sponsored Links

◆関連記事/Sponsored Links

シェアする