シイラという魚の名前を聞いても、海釣りが好きな方以外はあまりピンとこないかもしれません。
マヒマヒと言う魚をハワイで食べたことがあるという方もいると思いますが、シイラの別名です。でもそれ以外の場面では、「シイラ」という名前自体は、あまりなじみがないとう方が多いでしょう。
今回は、シイラがどんな魚なのか、食べ方、さばき方を中心に見ていきましょう。
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シイラはどういう魚?
シイラはスズキ目・シイラ科に分類される魚で、世界中の温暖な海に生息しています。産卵期となる7月~10月が旬の魚です。この時期を過ぎると、産卵期が終わり味が落ちると言われています。食用としては、傷みが早い魚なので、地域によってははあまりお目に掛かれないというのが実状のようです。
赤身の魚に分類されますが、身の色はあまり赤くありせん。
シイラの食べ方
シイラは脂身の少ない淡泊な味なので、白身魚と同等の食べ方をされます。- 刺身
- カルパッチョ
- フライ
- 唐揚げ
- ムニエル
などが美味しい食べ方です。
塩焼きなど焼きで食べ方をする場合は、淡泊なのでソースで工夫するなどをしたほうが良いでしょう。
生で食べる場合は注意が必要
ただし、刺身、カルパッチョなどシイラを生で食べる場合には注意が必要です。というのは、シイラの体表には腸炎ビブリオ菌や表皮粘液毒という毒がついている場合があります。調べてみると、実際に食中毒になったケースもあるようです。
さばくときには、柵にするまでと刺身に切る時でまな板と包丁を使い分ける必要があります。
これは温暖な海に生息する魚共通の話だそうです。カツオのたたきで皮の表面部分をあぶるのもこういった理由です。
熱を通せば消毒されるので、心配な場合はフライなど過熱する食べ方にしたほうが良いでしょう。
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シイラのさばき方
先ほどお伝えしたように、シイラを生で食べる場合は表面についているかもしれない毒が身につかないようにまな板、包丁を柵切り前後で分ける必要があります。その他は、他の魚と同じく、うろこ、頭、内臓を落として、3枚~5枚におろします。
腹骨部分身が薄いので、落とし過ぎないようにするのがコツのようです。
動画でもどうぞ。
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ハワイではシイラ、つまりマヒマヒは高級後として好んで食べられるそうです。体表の毒と鮮度さえ気をつければ、美味しく食べられる魚なんです。フライにすると絶品という方もいらっしゃいます。
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