すももというと、子供のころに駄菓子屋で食べた「すもも漬」を思い出す人も多いと思います。
駄菓子として親しみのあるすももですが、駄菓子としてだけではなく、果物としても流通しているんですよ。
ということで今回は、私たちが子供のころから慣れ親しんできた「すもも」は、どんな食べ方ができて、どんな栄養・効能があるのかを見ていきましょう!
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すももの食べ方
それでは早速、すももの食べ方をご紹介していきます。シンプルに生食で
いちばんシンプルなすももの食べ方は、適度に冷やして生でいただく方法でしょう。そのままかじっても良いですし、種を先にくり抜いて果実の部分だけカットして食べても良いです。
桃やアボカドのように包丁をぐるりと一周切込みを入れてから、半分になった2つの実を両手で反対方向にぐるりと回せば果実の部分だけ取り出すことができますよ。
皮は食べる?
すももの皮は食べられますが、酸味があります。皮を取って食べるか、皮ごと食べるかは、お好みに合わせてということになります。ただ、すももの皮にはポリフェノールなどの栄養が含まれています。そう考えると皮ごと食べないともったいない感じもしますが、せっかくですので美味しく食べることを優先したほうが良いですね。
生食以外の食べ方は
すももは生食以外でもいろいろな食べ方があります。主な食べ方をご紹介すると、
- 甘く煮詰めてコンポートに
- ヨーグルトに入れる(生やコンポートで)
- ケーキのトッピング(こちらも生やコンポートで)
- スモモ酢(駄菓子に近いですね)
- ジャム
- ジュース
- ドライフルーツとして
その他にも果実の部分を凍らして、シャーベットにして食べるのも良いですよ。
続いては、すももに含まれる栄養についてご紹介しまていきます。
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すももに含まれる栄養と効能
すももの特徴であるあの酸味の成分は、クエン酸やリンゴ酸で、疲労回復の効能があるとされています。また、整腸作用・便秘予防に効能があるとされるペクチンなどの食物繊維も多く含まれています。
他にもカリウム(塩分を排出し、血圧を下げる)や葉酸(血液を作るのを助ける/貧血予防/妊婦に必須の栄養素)、ビタミンE(体の老化やガンなの予防)など、体によい成分がたくさん含まれています。
すももは栄養価の高い果物なんです。
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すももは夏に旬を迎える果物ですので、夏バテになりやすい季節の果物としては栄養価も高くてうってつけですね。
季節柄、スイカに目がいってしまいますが、今年の夏からはその横に並んでいるすももも手に取って夏バテ対策しようかと思います(もちろんスイカも食べますけど)。
余談になりますが、「すももも、ももも・・・」という誰もが知っている早口言葉がありますが、すももはバラ科の植物で、実際は「もものうち」ではないんです。名前にも、”もも”が含まれているのでややこしいですね(笑)
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