栗と言えば秋の味覚の1つ。
栗拾いで手に入れたり、スーパーで買った生の栗を家庭で食べるには、ゆで栗が一番身近な調理法ですよね。
で、いざ出来上がったゆで栗を食べようとすると・・・、外側の硬い殻と、さらその中には実を包む渋皮の存在が!
なかなか栗の実を食べられる状態にまでたどり着かなくて、イライラしてしまうって経験ありませんか?
ゆで栗ではないですが、皮を向いた状態で売られた甘栗がヒット商品になるくらいですから、やっぱり栗の皮をむくが大変なのは日本人共通(?)の話のはず。
『ゆで栗の簡単なむき方はないの!?』
というあなたのために、ゆで栗を簡単なむき方をご紹介します。
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ゆで栗のむき方(外側の殻編)
栗の外側の硬い殻は鬼皮と呼ばれています。
いかにもむくのが大変なそうな名前ですね(笑)
この鬼皮はお湯で煮ると柔らかくなって剥きやすくなるので、茹で上がってから冷ましたあと、時間を置かずに剥くことで多少面倒くささは解消されます。
さらに、ゆでる前に鬼皮に下準備を施すことで剥きやすくなる方法もあります。
主に電子レンジや圧力鍋で加熱するときの方法になりますが、加熱する前に鬼皮に包丁で切れ込みを入れておきます。
これで電子レンジ加熱の場合は爆発の予防にもなりますし、皮を剥く際にも簡単になるというわけです。
ゆで栗のむき方(薄皮/渋皮編)
外の硬い鬼皮を剥いても、ゆで栗の皮剥きはまだまだ続きます。
中にある渋皮と薄皮もなかなかの難敵ですよね。
鬼皮よりもストレス度が高いかもしれません。
渋皮がうまく剥けなかった場合は、圧力鍋を用いて10分ほどゆがくことでつるんと簡単にキレイに剥けるというむき方の裏技があります。
火を止めた後にしばらく冷まし、その後はすぐに皮剥き作業に入るのがコツです。
栗と実の間の隙間の空気を加圧させ、隙間を作ることで可能となる方法です。
圧力鍋を用いる以外の方法では、一度冷凍庫で凍らせ、少し解凍ができた段階で剥くというものもあります。
こちらはゆで栗の鬼皮と渋皮・薄皮を一気に手早く、簡単に剥いてしまいたい人におすすめですよ。
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余ったゆで栗の保存方法(皮はむいておくの?)
栗拾いでたくさん栗を手に入れた場合は、栗が余ってしまうこともあると思います。ですので、最後に余った栗の保存方法を参考として紹介します。
果たして、保存する時は皮をむくべきなのか、そのままにしておくべきなのでしょうか?
では、ゆで栗の保存方法を。
ゆで栗はそのまま置いておくと約3日、冷蔵庫に入れることで5日ほど日持ちさせることができます。
栗の保存方法では基本的に、密閉できる袋や容器にゆで栗を入れておきます。
ゆで上がったまま皮をとらずに放置すると、硬くなって剥きにくくなるので、皮は保存前に剥いてしまうほうが良いです。
また、生栗をもらったけどすぐには調理できない、という場合は、冷蔵庫に入れておけば1週間ほどは日持ちしますので、週末など時間のあるときに調理することができますよ。
大量にある場合は冷凍させることもできますので、せっかく生栗を入手したのにうちでは調理が難しそう、と尻込みせず、ゆで栗にチャレンジしてみてください。
生栗は常温での保存方法も一応は可能ですが、虫がついてしまったり、もともとついていた虫が食べてしまったりで台無しになる可能性が高いので、やはり冷蔵庫か冷凍庫での保存をするのがおすすめですよ。
さいごに
今回は、ゆで栗のむき方と保存方法についてご紹介しました。今回紹介したむき方を知っているのと、知らないんのでは、いざゆで栗を食べようとする時の気持ちが全然違ってきますよね(笑)。
また、生の栗を人からいただいた時も、素直によろこべるんじゃないでしょうか?
是非参考にして下さいね。
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