救急隊員からの質問まとめ!救急車を呼んだあとの負担を軽くするために

突然、かつ私事ですが、先日突然の腹痛に襲われ、救急車で運ばれました。

私用があり、一人で出かけた後の帰宅途中で腹痛が発症し、電車の中では我慢できない状態に。

電車を降りてホームで休んでいたものの、治まるどころか、じっとしているのもできなくなったので、「これは無理だ」と、駅員さんに頼んで救急車を呼んでもらいました。

つまり、家族や身内が一緒にいない、一人の状況で救急車を呼んでもらったのです。

一人ということは、救急隊員や病院の先生、看護師さんとの受け答えも全部自分で話す必要があるんです、

正直、救急車を待っている時や、救急車で運ばれている時の私はしゃべるのもつらい状況。


でも、救急隊員に色々質問されるんです。(当然なんですけどね)

救急隊員に色々質問されるのは当然のこと
でも答えるのはつらい


だったら、「確実に質問されること」「質問されそうなこと」は、今後のためにあらかじめ用意しておけば良い!

ということで、先日救急者を読んだ経験を元に、救急車を呼んだら救急隊員に

  • 確実に質問されること
  • 質問されそうなこと
を整理してみます。


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救急車を呼ぶと

救急車を呼ぶと、東京都の場合は平均8分弱で到着してくれるそうです。

ただし、救急車や救急隊員が来ても、すぐに病院に運ばれるわけではありません。

救急隊員が
  • 症状を聞いて、確認して
  • 搬送先の病院の候補を確認し
  • 搬送先の病院が受入れ可能か問い合わせて
  • 搬送する病院が決まる
この過程が済むまでは、救急車を呼んだ現場や救急車の中で待機しています。

※他にもあるのでしょうが、当日の私の経験を通したプロセスを挙げています

つまり、救急隊員は、患者の症状を確認しなければならないんですね。

だから救急隊員は、患者や周りの人に色々質問するわけです。


救急隊員が質問すること(事前に準備できるもの)


では、救急隊員は患者に対してどんなことを質問するのか?

私の経験を通して整理していきます。

確実に質問されるであろうこと

名前(漢字と読み両方)

まず、名前は確実に聞かれます。

それも読みだけでなく、漢字もどう書くか聞かれました。

しかも私の時は、伝えた漢字を救急隊員がわかってくれず、何度も繰り返し説明することになったので、よく覚えています。

そんなに難しい漢字ではないのですが、、、運が悪かったです(救急隊員さんへの批判ではないですよ)。

結局、紙に自分で書いて渡しました。

年齢/生年月日

年齢と生年月日も間違いなく質問される項目です。

どちらか一方でもだめなようで。


以前、私の友人が救急車で運ばれる時に同乗したことがあるのですが、誕生日を把握していないという時がありました。

友人は意識がなくて答えられないので、救急隊員はすべて私に聞いてくるんですね。

でも。友人は私と同い年であることしか知らず、生年月日も正確な年齢もわからない(その年の誕生日を迎えているかわかならいので)。

なので。
「正確な年齢、生年月日はわかりません」
「昭和○年生まれの学年です。だから○歳か、○歳です」
とはっきりと答えたのですが、それでも何回か年齢と生年月日を聞かれたことがあります。

おそらく、救急隊員としては正確に聞いておかなければならないのでしょうね。

なので、自分一人の場合は、答えるのがつらくても答えるまで質問されるはずです。

持病と普段服用している薬

持病があるか、普段飲んでいる薬があるかも聞かれます。

私は高血圧症で通院と投薬治療を受けているのですが、腹痛で苦しい状況下では、すぐに薬に名前が出てきませんでした。

また、私の場合は持病の治療で通院している病院名も聞かれました。

自宅住所・電話番号

自分の住所、電話番号も必ず聞かれます。

しかも複数回聞かれました。

電話番号は自分の携帯の電話番号でも問題なかったです。

病院に迎えに来ることのできる人の電話番号

自分の電話番号以外に、病院に来ることのできる人の電話番号も聞かれます。

帰るのに付き添いが必要な場合などのために、連絡先を聞くようです。


先日の私の場合は、救急車で病院に向かっている時に救急隊員が家族(妻)に電話で連絡をしていました。

後で妻に聞いた話だと、電話では、私が病院に向かっていることと、病院に迎えに来られるかを聞かれたとのこと。

小さな子供が夜寝ているという家庭の事情を伝え、本当に迎えが必要だったり、万が一の際に改めて連絡するということで病院に了承してもらえました。


ここまでの挙げた5項目は、必ず質問されると認識しておいたほうが良いものです。


質問される可能性のあるもの


その他に、今振り返って、聞かれる可能性がある質問を補足として2つ挙げておきます。

血液型

私の場合腹痛で救急車を呼んで、出血がなかったので救急隊員には聞かれませんでしたが、血液型は質問される可能性があるでしょうね。

ちなみに、私の場合は血液型は病院でも聞かれませんでした。

普段の血圧

救急車が病院に向かって出発する前に血圧を測られました。

元々高いですし、腹痛で苦しんでいるので、その時の血圧も高かったんじゃないかと思います。

血圧を測定した流れで、普段の血圧を質問される可能性はあると思います。私は聞かれなかったですが。


救急隊員、病院で質問されること(事前に準備できないもの)

ここまでは、救急隊員に質問されること、質問されそうなことのうち、事前に答えを用意できるものを挙げてきました。

続いては、実際に救急医退院や病院の先生、看護師に聞かれたけど、事前に答えを準備しておくのが難しい質問を参考としてご紹介します。

事前に準備するのが難しい質問

その日のそれまでの行動

救急車を呼ぶまで何をしていたか、ということを繰り返し聞かれました。

今日はどこで何をしていたか
今日は何を食べたか
いつ発症し、症状がひどくなったか

といった質問が繰り返されました。

過去の発症経験の有無

過去に自分が同じ症状を発症したことがあるかも繰り返し聞かれました。

今のつらさはどれくらいか

「今日一番つらい時を10としたら、いまのつらさはどれくらい?

これは救急隊員にも、病院でも聞かれました。

おそらく、質問の定番なんでしょうね。


以上の3つは、どうしてもその場で答えるしかないで内容なので、予備知識として知っておく程度のものですね。

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質問されるがわかっているのなら


ここまで、私が腹痛で救急車を呼んでもらった時に、救急隊員や病院の先生、看護師に聞かれたことをお伝えしました。

救急車を呼ぶほどつらい状況の中、受け答えしなければならないことが多いことがわかってもらえると思います。


念のためお伝えしますが、私はここで救急隊員や病院の先生、看護師を批判しているのではありませんよ。

では、何が言いたいのかというと、
事前に答えられるものは、メモを用意しておけば受け答えを最低限にできますよ
ということなんです。

名前や生年月日、持病や普段飲んでいる薬の有無なんて変わらない、または早々変わらないですから、メモに残して財布に入れておく。

いざとなったら、救急隊員にカバンの中から財布を出してもらって(それくらいやってくれます)、自分のメモを出し、救急隊員に渡す。

こうすれば、受け答えは症状やその日の行動など、最低限のことで済みますよね。

財布でなくても良いのですが、救急車を呼ぶのは急な事態ですから、いつも肌身離さず持っている物が良いです。


携帯電話もメモ機能に残すことも考えましたが、数分経つと省エネモードで画面が見えなくなったり、ロックがかかったりと不都合もありますよね。

携帯電話を病院の人に渡しっぱなしってわけにもいきませんから、紙で渡せるようにしておいたほうが良いです。

場合によっては一度も使わずに終わるメモですが、救急車を呼び、苦しい中受け答えを経験した私としては、念のため用意するようにしました。


さいごに

今回は私の経験を通して、救急車を呼んだ時に救急隊員に聞かれたことをお伝えしました。

用意したメモを一生使うことはないに越したことはないですが、備えあれば憂いなしということで、財布などにメモを用意してはいかがでしょうか?


ちなみに、その時の私の腹痛の原因は、わからないまま症状が落ち着き、その日の深夜に病院から家に帰宅しました。

高血圧のかかりつけの内科の先生にこの話をしたのですが、救急で運ばれる患者の7割くらい(その先生の経験値ですが)は、原因不明で治まって帰っていくそうです。

救急車で運ばれた病院の先生に、「検査結果はどこの悪くないので、症状が落ち着いたのなら、このまま帰って」と言われてビックリしたのですが、緊急外来としてはよくあることなんですね。


以上、私の経験から得た情報でした。

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