今回のテーマは「カリローレ」。
野菜ですが、カリフラワーではないですよ。
カリフローレはカリフラワーと関係があるのか?
それとも、名前が似ているだけなのか?
一度その名を知ると気になります。
ということで、カリフローレの食べ方・ゆで方、特徴と、カリフラワーとの関係(違い)についてお伝えしていきます。
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カリフローレの特徴!カリフラワーとどう違う?
最近、スーパーでよく見かけるようになった「カリフローレ」という野菜。
名前からだいたい想像がつくように、カリフラワーを改良した品種で味はカリフラワーとほとんど変わりありません。
中にはカリフローレではなくて「スティックカリフラワー」という名前でこの野菜を販売しているところもあります。
カリフラワーを改良して作られたこの野菜は平成25年からスーパーなどで市販されるようになったんです。
栄養の点から言ってもカリフラワーとほぼ同じですが、ただひとつ異なっているのはその形状です。
カリフラワーは半球状に花蕾がびっしりと詰まっていますが、カリフローレの場合は花蕾が小分けになっていて、茎の部分が長いのが特徴。
売っている状態はまるでカスミ草のブーケのようなかわいらしい感じです。
カリフラワーのように花蕾をいちいち分けて小房に切ってからゆでる必要がないので、忙しい女性にも大変重宝しますね。
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カリフローレの食べ方・ゆで方
続いては、カリフローレの食べ方、ゆで方にについてご紹介していきます。カリフローレの食べ方とゆで方はカリフラワーとまったく同じだと考えればいいでしょう。
すでに小分けされてスティック状になっているので、必要な本数だけ取り出してゆでればいいだけです。
最も基本的なゆで方は塩ゆで。
カリフローレはゆでるだけの食べ方が最もシンプルでしかも美味しいものです。
お鍋に熱湯を沸かし、塩を少量入れたところにカリフローレを入れ、柔らかくなるまでゆでます。
固さは好みにもよるのですが、あまりゆで過ぎずにちょっとコシのある段階で火を止めた方が美味しいようです。
カリフローレはカリフラワーと違って生で食べるという食べ方もありますので、さっと湯がいてサラダにし、歯ごたえを楽しむのもいいですね。
カリフローレにはお塩の他にお酢を加えるゆで方もあります。
お酢を加えるとカリフラワー同様に甘みが引き立つというメリットがありますし、色も白く仕上がるので視覚的にも美味しさが増すのでぜひ試してみてください。
電子レンジを使ってカリフローレをゆでる人もいるようですが、これだとアクが取れないために味覚的にあまり美味しく仕上がりません。
やはり、たっぷりのお湯で湯がいてしっかりとアクを取るのがおすすめと言えます。
ゆでたカリフローレの味付けは、マヨネーズが一番よく合います。
他にも、マヨネーズにカレー粉を少量混ぜたり、あるいはマスタードと混ぜる、アルミホイルにくるんで蒸し焼きしたニンニクをピューレにして混ぜるなどほんのちょっと手を加えることでさまざまなバリエーションを楽しむことができますよ。
カリフローレの栄養
カリフローレにはビタミンCをはじめ、優れた栄養素がたくさん含まれているので週に一度ぐらいは食卓に乗せたいものです。まず、特筆すべき栄養素はやはりビタミンC。
ビタミンCは風邪やガンの予防になる他、老化を遅らせる優れた効能があります。
さらに筋肉の痙攣を防ぐカリウムも豊富に含まれており、高血圧の予防もしてくれます。
まとめ
今回は、カリフローレという野菜について紹介しました。やはりその名の通り、カリフラワーの仲間なんですね。
ゆでるだけでおいしく食べられますし、栄養もあるのがうれしいところ。
スーパーなどでカリフローレを見つけたら、ぜひお試し下さい。
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