ぎっくり腰の対処と予防方法 ~知っていれば困らずに済む~

 
日常の何気ないタイミングで襲ってくるぎっくり腰。
「床にあるものを拾ったら・・・」「椅子から立ち上がろうとしたら・・・」など、ちょっとしたきっかけでぎっくり腰を発症してしまうことがあります。

私も過去に、ズボンを履こうとして足を上げた時にぎっくり腰になってしまいました。日常生活の行動の中で突然!ということが多いのが特徴です。
 
あなたはぎっくり腰の原因や、発症時の対処方法、予防法をご存知ですか?知っておけばいざという時にとても助かりますよ。

Sponsored Links

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛症」と言います。瞬間的に腰部に激痛が走る症状です。重症の場合は入院数するケースもあります。
 

どうしてぎっくり腰になるの?

ぎっくり腰の原因は主に、
 ◇筋肉疲労
 ◇骨格のゆがみ
 ◇急激な不可
というのが挙げられます。
 
その他にも体重や筋肉のバランス、生活習慣、体質など様々な要因が合わさり発症するものです。あの急激な痛みは、直接的な原因によるものではないとうのだから、驚きです。
  
座り仕事の人、過労、睡眠不足、ストレスを抱えている人がぎっくり腰になりやすいと言われてています。また、年末年始や春先に発症する人が多いようです。
 
腰痛 

ぎっくり腰になってしまったら ~対処と治し方~

1.応急処置

ぎっくり腰になってしまったその時、私たちはどうすれば良いのでしょうか?
  
まずは「楽な姿勢を取って安静にすること」です。
といっても発症直後の激痛時は動くことさえつらいので、焦らず少しずつ動いてください。
 
楽な姿勢というのはうつ伏せなど横になるのが一般的ですが、発症した部位などで様々です。座るほうが楽な場合もあります。この段階が一番つらい時です。激痛が再発しない様に、焦らずゆっくりです。
 
家族・同僚など、周りの人がぎっくり腰を発症してしまった場合は、体を支えてあげるなどをしてこの行動を助けてあげてください。
 
楽な姿勢になれたら、カイロや湯たんぽで患部をあたためましょう。ぎっくり腰を発症すると患部の周りは凝り固まり、血行が悪くなっているので、アイシング、つまり冷やすことはお勧めできません
 

Sponsored Links

 

2.治し方

ある程度落ち着いたら、病院で診察・治療を受けましょう。整形外科が良いです。
重度の場合は、家族など身の回りの人に介添えしてもらっての通院をお勧めします。
 
コルセットがある場合は、着用していくとかなり楽になります。
一度ぎっくり腰を発症し、コルセットを買った場合は捨てずに残しておきましょう。
 
ぎっくり腰の診察・治療(治し方)としては、レントゲンなどの画像診断で骨の異常やがんなどの重要な病がないかを確認し、電気治療やマッサージを受け、痛み止めとシップの処方と、コルセットでの固定というのが一般的です。
 
激痛が和らぐのが1~3日、完治までは1~2週間と言われています。
 

ぎっくり腰の予防法

1.ストレッチ

ストレッチは腰の周りの筋肉を柔らかくすることが目的です。
 
体の堅い人は敬遠する傾向がありますが、人との比較ではありませんので、無理のない範囲で少しずつでも継続することが大切です。

2.トレーニング

腰回りの筋肉をきたえるというのも、ぎっくり腰の予防に効果的です。
腹筋・背筋を鍛えるだけでなく、体感・インナーマッスルを鍛えると効果が期待できます。
 
これもストレッチ同様、無理のない範囲で続けることが大事です。
 
_____
 
ぎっくり腰は一度患ってしまうと再発もしやすいです。
日ごろの心がけ・行動で予防し、元気な日常を送りたいものですね。

 

タイトルとURLをコピーしました