今回は、みつば(ミツバ)という野菜についてご紹介します。
みつばは汁物の薬味として使う野菜のイメージが強いかもしれません。
何気なく料理に添えられている、加えられているのでみつばにどんな栄養があるのかってあまり考えたことってないのでは?
さらに言えば、薬味としてはもちろん、みつばってどんな食べ方ができるのか?生でも食べられるのか?
ちょっと気になったのでまとめてみましたよ。
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みつばの特徴と食べ方!生でもOK?
日本の昔からの食事には多彩な野菜が使われており、毎日程よく食べることによって日本人は健康な生活を維持してきました。
みつばやセリ、大葉などは一度に大量に食べるものではありませんが、お料理にちょっと添えることによって味が引き立つアクセント使いをすることによって食卓が大変豊かになります。
薬味野菜の中でも特にみつばは身近な食材ですので、週に一度は食事のメニューに入れたいものですね。
みつばの食べ方の代表的なものとしては、この記事の最初にも上げた通り、お味噌汁やお吸い物の薬味として使うことが多いですよね。
こういった汁物に使う際には、みつばに火を通しすぎないことが大切です。
シャキシャキ感が残っていた方がいいので、火を止める寸前、あるいは火を止めた後に加えて半生状態にしておくのがコツです。
こうすればみつばの大切な栄養価が損なわれることもありません。
また、みつばは生でも美味しく食べられますので、サラダに仕立てる食べ方もいいですね。
おすすめはみつばと海苔、白ゴマのサラダ。
麺つゆとマヨネーズを混ぜたドレッシングであえると気の利いた一品のできあがりです。
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みつばの栄養と効能
みつばにはさまざまな効能があることで知られています。まずは、みつばの香り成分である「クリプトテーネン」と「ミツバエン」。
この2つには神経を鎮めて食欲を増進させ、消化を助ける働きがあります。
生に近ければ近いほどその効能が発揮されるので、その点を心がけた食べ方をすることが大切です。
さらに、みつばには鉄分が多いという特徴があります。
栄養素の中でも鉄分にはヘモグロビンを増やし、貧血を防ぐという大切な効能がありますので、仕事が忙しくて外食の多い女性なども会社がお休みの日はみつばのサラダやお吸い物でバランスを取るといいでしょう。
みつばを使ったレシピはいずれも時間のかからないものばかりなので、簡単にささっと作れるのもメリットです。
栄養素の中にベータカロテンが含まれているのもみつばの強みです。
ベータカロテンは摂取すると体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を保護してくれます。
ビタミンAは鳥目を防いでくれる働きもありますし、髪やお肌を美しく保ってくれるといううれしい効能もあります。
みつばは家庭菜園向き!?
いろいろなシーンで大活躍してくれるみつばはいつでも使えるように冷蔵庫に常備しておきたい野菜ですが、日数が経ってしまうと香りが引き立たなくなり、栄養価も半減してしまいます。
そこでおすすめしたいのが家庭菜園。
ベランダのちょっとしたスペースでも十分に育ちますので、ぜひ挑戦してみてください。
みつばは陽当たりの悪いベランダでもすくすくと育ち、寒い冬でも問題ありません。
種から植えてもいいのですが、発芽までに時間がかかるので根付きのみつばを買ってきて植える方が簡単です。
買ってきたみつばは根っこから3~4cmのところでカットし、根が隠れるぐらいまで水を張ったコップに入れてシャキッとさせます。
5時間ほどおいて十分に水を吸ったところでプランターや庭に植えます。
かんたんですので、ぜひ試して下さい。
まとめ
今回は身近な薬味野菜の1つ、みつばについて食べ方、栄養・効能を中心に紹介しました。
みつばを加える、添えるだけで食卓の彩りも良くなる上に、体に良い影響がいろいろ含まれているのもうれしいですね。
根のついたみつばを買って、その根を植えれば新しいみつばが生えてくるっていいうのは、ずごいですね。
まさに一石二鳥。私もやってみることにします!